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2020年3月30日 | 

コロナウイルス感染対策「みみよりな話」②

エアロゾル感染の対策は?

前回「コロナウイルス感染対策「みみよりな話」①」では、コロナウイルス対策として3つの対策品を活用した感染対策についてお伝えしました。

今回②では、ウイルス感染経路のひとつ「エアロゾル感染」と「換気」について効果的な方法をご紹介します。

エアロゾルとは?

ひと言でいうと「小さな粒子」と「空気」が混ざったものです。粒子は小さいので目に見えず、マスクの繊維も通過すると言われています。

※エアロゾル(Aerosol)=気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子と周囲の気体の混合体。

このエアロゾルにウイルスが混じって長時間空気中に漂うことで感染の可能性を高めてしまうため、対策が必要です。

エアロゾルが集団感染につながる?

ウイルスの感染経路は、「接触感染」と「飛沫感染」が有名ですが、もう一つ「密閉空間」も感染の要因となっています。

大阪のライブハウスで「クラスター」と呼ばれる「感染者の集団」が発生しましたが、これもエアロゾル感染が起こった事例だと考えられます。

エアロゾル感染対策に効果的な「換気」とは?

窓や扉を開け換気することで、密閉空間に浮遊するエアロゾルを外へ逃がす効果があります。

窓が2つ以上ある部屋

窓が2つ以上ある部屋では、対角線上にある2つの窓をあけることで、自然と風の流れが生まれ、より早い換気が期待できます。

窓が1つある部屋

窓が1つの部屋では、窓をあけ、窓側に向けて扇風機を使いましょう。

扇風機は、空気を背面側から取り込み、正面側に送り出す機械です。

この扇風機の特徴を生かし、窓の外に向かって5分間動かすだけで、意図的に風の流れを生み出し、換気の効果を高めましょう。

窓がない部屋

窓がない部屋では、換気扇を動かすことも対策のひとつになります。

せがわクリニックの取り組み

当院、みみ・はな・のど せがわクリニックでも、次のような取り組みを徹底し、来院される方が安心して通院できるよう一丸となって感染対策をおこなっています。

<当院の取り組み例>

  • 換気扇の常時運転
  • 待合室の窓の開放
  • 出入口自動ドアの常時開放

また、当院では「WEB順番受付」や「リプライコール(遠隔通知用の呼び出しベル)」をご用意しておりますので、駐車場に停めたお車の中で、お呼び出しの順番までお待ちいただくことができます。

さらに、事前のWEB問診システム(check on)をご活用いただくと、一層、受付後のご案内・対応をスムーズに進めることができますので、ぜひご利用ください。

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