鼻粘膜レーザー治療(鼻粘膜焼灼術)
若久通り院のみ
若久のみ

新型コロナウイルス流行中のため現在中止しております。

鼻粘膜レーザー治療(鼻粘膜焼灼術)

レーザーを用いて鼻の粘膜を焼灼することで、粘膜の腫れを抑え、鼻づまりなどの症状を和らげる治療です。

アレルギー性鼻炎など鼻症状がある方で、薬が効きにくい方が対象となります。治療には、麻酔液を染み込ませたガーゼを鼻の中に入れたり、30分程度時間がかかったりするため、我慢できるかどうかも大事なポイントです。

鼻粘膜レーザー治療(鼻粘膜焼灼術)で期待できる効果

1回の治療で、鼻づまりは6割程度、鼻水やくしゃみは4−5割の方に効果があり、繰り返し治療を行うことで、効果はより高まると報告されています。約1-2年効果が持続するといわれています。
(*治療効果は治療後1ヶ月くらいから出始めます)

鼻粘膜レーザー治療(鼻粘膜焼灼術)に適した時期

どの時期でも可能ですが、スギ、ヒノキ花粉症などアレルギーがひどくなる時期(1〜5月)は、アレルギー反応とともに、治療による一時的な粘膜の浮腫で鼻づまりが強くなるため、できるだけ避けた方がよいです。

鼻粘膜レーザー治療(鼻粘膜焼灼術)の費用

治療費:1割負担の場合2,910円・3割負担の場合8,730円 その他、診察料とお薬代が必要です。

鼻粘膜レーザー治療(鼻粘膜焼灼術)の流れ

1.日程調整

新型コロナ流行期は予約できる曜日・時間帯を制限しておりますので、ご希望の患者様は若久通リ院(092-554-3328)までお問い合わせください。

2.治療当日

  • 鼻そうじを行い、鼻の中の麻酔(キシロカイン・ボスミンを染み込ませたガーゼを両側の鼻に2-3枚ずつ挿入)を行います。麻酔のため10-15分くらい待っていただきます。
  • レーザーにて鼻の粘膜を焼灼します。片側に5-10分程度かかります。
  • 治療後1週間程度は鼻粘膜が腫れるため、点鼻薬など処方します。

3.治療後

治療により一時的に鼻の粘膜が腫れるため、1-2週間以内に鼻そうじのための通院していただきます。

【偶発症について】
①出血が起こることがあり、その場合はガーゼを数日留置することがあります。
②治療後1〜2週間程度は、粘膜が炎症で腫れるため、鼻閉が強く出ます。点鼻薬や通院での処置で経過を見ます。
③鼻中隔(左右の鼻を隔てる軟骨)の曲がりが強い方は、焼灼した鼻粘膜と鼻中隔が癒着することがあり、鼻閉が強くなることがあります。
その場合は大きな病院で手術が必要なことがあります。

よくあるご質問

  • Q鼻粘膜レーザー治療(鼻粘膜焼灼術)は痛みがありますか?

    A

    レーザー治療の前に、痛みを抑える薬をしみこませたガーゼを鼻の中に入れ、痛みを抑える処置を行います。
    完全に痛みがなくなるわけではありませんが、できるだけ痛みがないように治療を行っております。

当院で行う鼻粘膜レーザー治療(鼻粘膜焼灼術)についての
お問い合わせ・ご相談は若久通り院までご連絡ください。

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